2017.05.19
第11回 合同就職説明会を開催しています(プサン)
2017年5月19日~20日で、今回は釜山で合同就職説明会を
開催しています。ホスピタブル主催で、11回目を数えます。
悲しいかな、今回はマスメディアの無責任な報道の影響を受け、
採用は考えたいが、渡航を取りやめるという企業が数件ございました。
求職者が住む町自体に、
メディアが作った先入観を持ち込むことは、
企業の経営判断上、あまりいいことだと私は思いませんが
斯様な場合であっても採用代行者を立てて、業務を行うノウハウはございます。
今回もそのような対応をしているケースもございます。
さて。
今回、会場に集まっているおよそ40名の求職者ですが、
日本語能力は全員非常に高いです。
以下の動画から、「このような説明を普通に聞ける」という
イメージを持ってもらえればいいかと思います。
韓国人採用への検討が日本企業で少しずつ進み、
韓国の労働部やKOTRA(韓国貿易センター)も韓国人採用のイベントを行っています。
しかし日本企業の採用側にとって大事な採用条件は、
(1)対企業・対顧客へ安心して対応できるだけの日本語力
(2)日本生活への順応性
(3)求職者の親・親戚からの理解
(4)少なくとも5年以上は日本で働きたいという意思。
(5)そしてそもそもビザが発給され、希望期間に着任されるのか?
などなど。
この選別や対応が事前に無い人材母集団へ、
日本企業が採用アプローチを行ったとしても
日本人人材の採用よりも、むしろ困惑を増やす可能性が高いです。
採用は簡単ではありません。
大事なのは、日本企業のペースで採用活動を行えるように
するための「前段階の選定」なのです。
その「前段階の選定」こそ、ホスピタブルが実施している重要業務なのです。