2006.04.17

花は文化のバロメーター

「花は文化のバロメーター」という言葉があります。
誰が作った言葉かよくしりませんが。
ある方は「花の消費は~」とも謳っていました。
この言葉が意味することは、わかりやすいと思いますが
要は「花との接し方、とりわけ『花の消費』が多い場所ほど文化的である」
ということを言わんとしているのでしょう。
自分のポケットマネーから「花を買う」という消費行動に
移ることが日常茶飯事として行われているか?
花の名前をどれだけ知っているか?
そういうことなんでしょう。
恥ずかしい話ですが、そこらへん、超苦手です(^^)ゞ
花の名前もそうそうわかるわけでもないし、見てもピンと来ない。
僕の知り合いでタレントのSタカハシという男がいるが
花のエッセイを書けるほど、花には精通している。一家言もっている。
こまったときには、彼に話を聞けばだいたい疑問が氷解する。
先日も会社に大量のガーベラが届いていた。
どっかからのお届けモノだったそうだが、彼は一人でせっせとこの花を
整理して生けていた。うーむ。文化的である。
文化のバローメーターといわれる花の消費。
実は福岡はワースト3~5に入るほど少ない…そんな話を以前聞いたことを
彼の動きを見ながら、ふっと思い出した。
バロメーターの数値を下げている一人として…。

ちなみに。
この話をどこから聞いたかというと。
「福岡花市場」
ご存知でしょうか、福岡市内には東区に
花を取引する市場があるのです。
そしてその取引高は全国3位~5位のレベルだということを。
取引高が高いのに、消費量はほとんどない。
福岡の悪い一面を見た瞬間でした。はい。